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夏の夕べ

今年の夏は、例年以上に暑さが厳しいですね。
皆さまはどのようにお過ごしですか。

先日、大阪フィルハーモニー交響楽団のコンサ-トに行ってきました。

演目は、三大交響曲の夕べ
未完成・運命・新世界より
指揮者は、小林研一郎さん

演奏が始まった途端、
102名のオ-ケストラが奏でる素晴らしいハ-モニ-が♪

指揮者のもと一流の方々が一つの曲を作り上げている世界が広がり・・・
一瞬にして空気が変わりました。

奏者の”プロとしての仕事”にふれ、
神経が刺激され、新たに自分を振り返りました。

べ-トーヴェンの「運命」では、
「ン・ジャジャジャ・ジャ~ン」のメロディーが何度も繰り返されます。

このメロディーについて、
「運命はこのように扉を叩くのだ」とベート-ヴェンが語ったという、
弟子のアントン・シンドラーの言い伝えは有名です。

いつも忙しく過ごしていることを反省し、
このあたりでゆっくり歩いて行こうかと。
そして、これからも訪れるだろう「運命が扉を叩く」瞬間を楽しみにしたい。

暑さが少し和らいだ「夏の夕べ」のコンサ-トは、
日常と違う時間を味わいながら、ふとそんな思いに浸る機会となりました。