関東・首都圏民には知名度が高いものの、
訪れた人の話をあまり聞かない、茨城県牛久市にある大仏様。
体高は120メートルで、青銅で出来た大仏様では世界一の高さとのことです。
高さ85メートルにある展望台からの眺めは、
残念なことに視界が開けておらず、ご覧のとおりです。
印象的であったのは、展望台に上るエレベーターホールには当時の建設中の写真があり、
建設中の大仏様の掌の上であぐらをかき記念写真を撮る作業員や、
それを見守る命綱無しの監督らしき作業員の姿が写真に収められていたことです。
今の時代ではもう見ることのない、貴重な風景でありました。
また、大仏様の体の中には3階フロアにたくさんの位牌が祀られており、
そこには日本人の名だけでなく、東洋圏や西洋圏のたくさんのお名前もありました。
最後に写経をしたのですが、そのフロアにはこんな書が飾られていました。
我に返りますと、きっと私は、心がうるさくてならないのだと思います。