働き方改革やテレワークの普及により、オフィス環境の見直しが急務となっています。
しかし、どのようなオフィスが社員にとって快適なのか疑問に思う方も多いでしょう。
本記事では、実際のリノベーション事例から成功のポイントまで、企業のオフィス改革をサポートする情報をお届けします。
スタッフ全員が現場経験者。
細かいご要望にも対応できます。
オフィスリノベーションで企業が変わる!成功のポイントとは

この章では、希望通りオフィスリノベーションを進めるための基本的なポイントを解説します。
オフィスリノベーションは、単なる内装工事ではありません。
企業の生産性向上、従業員満足度の改善、企業ブランディングなど、たくさんの効果をもたらす戦略的な投資です。
以下では、オフィスリノベーションを成功させる3つのポイントを解説します。
現状の課題を明確にする
最初に重要なことは、現在のオフィスが抱える具体的な課題を洗い出すことです。
「なんとなく古い」「おしゃれにしたい」という漠然とした要望だけでは、効果的なリノベーションは実現できません。
従業員へのアンケートや業務フローの分析を通じて、「会議室が不足している」「コミュニケーションが取りづらい」「集中できるスペースがない」といった具体的な問題点を特定しましょう。
課題が明確になれば、それを解決するための設計方針も自然と定まります。
目標やコンセプトを設定する
次に、リノベーション後のオフィスで実現したい目標とコンセプトを明確にします。
「社員同士のコミュニケーションの活性化」「集中とリラックスのメリハリ」「企業イメージの向上」など、優先順位をつけて設定することが大切です。
コンセプトが明確であれば、デザインの統一感が生まれ、予算配分も適切に行うことができます。
また、施工会社との打ち合わせもスムーズに進み、認識のズレを防ぐことにもつながります。
従業員の意見を参考にする
オフィスを実際に使うのは従業員です。
このため、経営層だけで決めるのではなく、現場の声を積極的に取り入れることで、使い勝手の良い空間を生み出すことができます。
ワークショップやアンケートを実施し、部署ごとの働き方の違いや、必要な設備、希望する雰囲気などを丁寧にヒアリングしましょう。
また、従業員が設計プロセスに参加することで、完成後の満足度も高まり、新しいオフィスへの愛着も生まれます。
【小規模オフィスもあり】おしゃれなオフィスリノベーション事例
実際のリノベーション事例を通じて、様々なアプローチと成功のポイントをご紹介します。
小規模から大規模オフィスまで、それぞれの企業に合った空間づくりの参考にしてください。
事例1:カフェスタイルの休憩エリアと緑あふれるオープンオフィス
1事例目は、木目天井と温かみのあるペンダントライトが印象的な、カフェのような雰囲気の休憩スペースを備えたオフィスです。

茶色のソファ席とテーブルを配置し、社員がリラックスして会話できる空間を実現しています。
一方、執務エリアでは天井から植物を吊り下げるバイオフィリックデザインを採用しています。

白い円形テーブルを中心に、緑や黒の色など椅子を配置し、コンクリート打ちっぱなしの天井が都会的な開放感を演出しています。
仕事とリフレッシュのメリハリがつく、従業員満足度の高い設計です。
事例2:高天井を活かした植物共生型ワークスペース
2事例目は、高い天井を活かし、天井から垂れ下がる植物が特徴的なオフィスです。

白の高い壁で緩やかにエリアを区切りながら、視覚的な広がりを確保しています。
また、低めのテーブルと椅子を配置した打ち合わせスペースと、執務エリアをバランスよく配置しています。

さらに、黒と白の収納キャビネットが機能性を高めています。
自然光と人工照明のバランスも絶妙で、植物の緑が目の疲れを癒し、ストレス軽減にも貢献しています。
サステナビリティと快適性を両立させた、これからの時代にふさわしいオフィス空間です。
事例3:透明感とぬくもりが共存するナチュラルオフィス
3つ目は、木枠のガラスパーティションを採用し、開放感とプライバシーを両立させた事例です。

個室スペースでありながら、透明なガラスを通して光が行き届き、閉塞感を感じさせません。
また、木材のナチュラルな質感が温かみを演出し、長時間働いても疲れにくい環境を実現しています。

デスクと収納も木目で統一し、暖色系の照明が落ち着いた雰囲気を作り出しています。
コンクリート天井の無骨さと木の優しさのコントラストが絶妙です。
小規模オフィスでも、素材選びとレイアウトの工夫で高級感のある仕上がりが可能なことを示す好例です。
事例4:コラボレーションを促進する開放型オフィス
4事例目は、中央に大きな造作テーブルを配置し、背景には個別作業用のブースを設けたハイブリッド型のワークスペースです。

コンクリート天井を活かしたインダストリアルな雰囲気と、木材の造作収納ボックスを取り入れた温かみのある雰囲気です。
大テーブルは打ち合わせに活用でき、個別ブースでは、集中して作業を行うことが可能です。

別のエリアには窓際の会議室を配置し、自然光を最大限に活用しています。
オープンながらも機能的に区切られた設計は、中規模オフィスに最適な選択肢の一つです。
事例5:清潔感あふれるシンプルモダンオフィス
5つ目は、白を基調としたミニマルデザインに、ネイビーのアクセントウォールと黒の椅子で統一感を出した事例です。

大きな窓があることで、解放感も感じることができます。
一方、役員室には木目のパネルやクロスを全面に使用し、大きな窓からの眺望を楽しめる贅沢な空間を実現しています。

さらに、シンプルなデスクとレザーソファの組み合わせが、格調高い雰囲気を醸し出しています。
執務エリアは明るく機能的に、役員室は落ち着いた重厚感のある仕上がりにと、エリアごとにメリハリをつけた設計です。
コストを抑えながらも洗練された印象を与える、実用的なオフィスリノベーションモデルです。
事例6:和モダンを取り入れた洗練されたワークスペース
6事例目は、和の要素を取り入れたモダンオフィスです。

木目調デスクと落ち着いた色調の床が集中力を高め、大きな窓からは自然光と開放感が広がります。
全席にエルゴノミクスチェアを配し、快適な就業環境を構築しています。
会議室はグレーの壁とコンクリート天井がモダンな対比を生み、内装と調和する椅子が空間の完成度をさらに高めています。

照明もタスクライトとアンビエントライトを組み合わせ、時間帯や業務内容に応じた明るさの調整が可能です。
和の美意識とモダンな機能性を融合させた、個性的でありながら実用的な事例です。
事例7:自然素材と開放感が魅力の大型ミーティングスペース
7事例目は、随所に収納棚を設置した、デスク空間です。

白いデスクと豊富な収納ユニットを配置し、書類や資料を効率的に整理できる実用的な設計です。
限られた空間を最大限に活用した、機能性を重視したレイアウトです。

外の木々が目に優しく、自然光も豊富に取り込める窓際配置により、快適な作業環境を実現しています。
大規模な打ち合わせから個別作業まで、多様な働き方に対応できる柔軟性の高いレイアウトが特徴です。
スタッフ全員が現場経験者。
細かいご要望にも対応できます。
オフィスリノベーションの費用相場と内訳・費用を抑えるポイント

この章では、オフィスリノベーションの費用について詳しく解説します。
オフィスリノベーションを検討する際、最も気になるのが費用です。
適切な予算計画を立てるために、費用の内訳と相場を理解しておきましょう。
オフィスリノベーションの費用内訳
最初に、オフィスリノベーションにかかる費用の具体的な内訳について説明します。
| 項目 | 費用の割合 | 内容 |
| 設計・デザイン費 | 10-15% | 空間設計、図面作成、デザイン提案 |
| 工事費 | 50-60% | 解体、内装、電気、空調、配管工事 |
| 家具・設備費 | 20-30% | デスク、椅子、収納、照明器具 |
| 諸経費 | 5-10% | 廃棄物処理、現場管理、保険 |
オフィスや店舗のリノベーション費用は、主に4つの項目で構成されます。
最も大きな割合を占めるのは全体の約6割を占める工事費で、解体や内装、電気・配管などのインフラが含まれます。
次に什器などの家具・設備費、専門的な設計・デザイン費と続き、残りの1割弱が現場管理や廃棄物処理などの諸経費です。
規模別・目的別の費用相場
次に、規模別・目的別の費用相場について説明します。
| 規模/目的 | 坪単価 | 総額目安(30坪の場合) |
| 小規模リノベーション | 10-20万円/坪 | 300-600万円 |
| 中規模リノベーション | 20-40万円/坪 | 600-1,200万円 |
| フルリノベーション | 40-70万円/坪 | 1,200-2,100万円 |
| 高級仕様 | 70万円以上/坪 | 2,100万円以上 |
小規模なリノベーションでも、総額は300万程度かかるとされています。
しかし、使用する材料によっても価格は変動するため具体的な費用は依頼会社へ問い合わせるようにしましょう。
費用を抑えるためのポイント
では、費用を抑えるためにできる工夫はあるのでしょうか。
ここでは、オフィスリノベーションの費用を抑えるためのポイント3つについて解説します。
素材や家具の選定を工夫する
高価な別注家具・什器だけでなく、既製品を効果的に組み合わせることでコストを減らすことが可能です。
例えば、見える部分には質の良い素材を使い、見えない部分は標準的な仕様にするなど、メリハリをつけた素材の選定が重要です。
既存設備を活用する
照明器具や空調設備など、まだ使える既存設備を活かすことで工事費を大幅に削減することができます。
また、配管や電気配線の位置を変えない間取りにすることも、コストの抑制に効果的です。
複数社から相見積もりを取る
最低3社から見積もりを取得し、内容を比較検討しましょう。
このとき、単に安い会社を選ぶのではなく、提案内容や実績、アフターフォロー体制も総合的に判断することが大切です。
費用に関する注意点
ここでは、オフィスリノベーションの費用に関する注意点3つについてお話しします。
予備費を確保する
1つ目が、予備費を確保しておくことです。
これは、工事中に予期せぬ問題が発覚することもあるためです。
総予算の10-15%程度を予備費として確保しておくと安心です。
ランニングコストも考慮する
2つ目が、ランニングコストの考慮です。
初期費用だけでなく、光熱費や清掃費などの維持費用も含めて予算を検討しましょう。
なお、省エネ設備への投資は長期的なコスト削減につながります。
分割工事による段階的実施
もし予算が足りない場合は、分割工事も検討しましょう。
一度に全てを改修するのではなく、優先度の高い部分から段階的に進めることで、資金計画に柔軟性を持たせることができます。
オフィスリノベーションの補助金とは
オフィスをリノベーションするときに、自治体や国による補助金制度を活用できる場合があります。
環境配慮型の改修や、バリアフリー化、テレワーク環境整備などが対象となることが多く、費用の一部を助成してもらえます。
しかし、申請には条件や期限があるため、計画段階で専門家に相談し、活用可能な制度を確認しておくことをおすすめします。
オフィスリノベーションのアイデア

効果的なオフィスリノベーションには、最新のトレンドと実践的なアイデアが欠かせません。
ここでは、従業員の満足度と生産性を同時に高める具体的なアプローチをご紹介します。
社員のモチベーションを高める空間デザイン
色彩心理学を活用したデザインは、働く人の心理に大きな影響を与えます。
ブルー系は集中力を高め、グリーン系はリラックス効果があり、イエロー系は創造性を刺激すると言われています。
このため、部署や業務内容に応じて色彩を使い分けることで、それぞれのエリアに適した雰囲気を作り出すことができます。
また、個人の好みに合わせて選べるワークスペースを複数用意する「ABW(Activity Based Working)」の考え方も、社員の自律性を尊重し、モチベーションの向上につながります。
生産性向上に繋がるレイアウトと設備
業務フローに沿った動線設計が、生産性を向上させる上で重要になってきます。
頻繁に連携する部署を近くに配置し、移動時間を削減しましょう。
また、立ち作業と座り作業を切り替えられる昇降デスクや、集中ブース、電話ブースなど、多様な働き方に対応する設備を導入することで、効率的な業務遂行が可能です。
照明は自然光を最大限活用しながら、個別に明るさを調整できる環境が理想的です。
コミュニケーションを促進するオープンなオフィス作り
部門間の壁を物理的にも心理的にも取り払うオープンオフィスは、情報共有とコラボレーションを活性化します。
ただし、完全なオープン化は集中を妨げる可能性もあるため、ガラスパーティションや低めの間仕切りで緩やかに区切る「セミオープン」が現実的です。
また、カフェスペースや共有ラウンジなど、部署を超えた交流が自然に生まれる場所を設けることで、イノベーションの創出にもつながります。
環境と人に優しいサステナブルなオフィス
環境配慮は企業の社会的責任であり、従業員の健康にも直結します。
このため、VOC(揮発性有機化合物)の少ない建材の使用、LED照明や高効率空調設備の導入、リサイクル可能な素材の選定など、持続可能性を重視した設計が求められています。
植物を配置したバイオフィリックデザインは、空気質の改善とストレス軽減にも効果的です。
また、こうした取り組みは企業イメージの向上にも貢献し、優秀な人材の採用・定着にもプラスの影響を与えます。
オフィスリノベーション会社の選び方
リノベーションの成否は、パートナーとなる施工会社選びで大きく左右されます。
ここでは、信頼できる会社を見極めるポイントを3つお伝えします。
実績と経験が豊富な会社を選ぶ
オフィスリノベーションには、住宅とは異なる専門知識が必要です。
過去の施工事例を確認し、自社と同規模・同業種のプロジェクト経験がある会社を優先しましょう。
また、実績が豊富な会社は、予期せぬトラブルへの対応力も高く、工期や予算の遵守にも信頼を置くことができます。
可能であれば、完成した物件を実際に見学させてもらい、仕上がりの質を確認することをおすすめします。
デザイン力と提案力を重視する
単に依頼内容を形にするだけでなく、課題を深く理解した上で、プロとしての提案をしてくれる会社を選びましょう。
また、初回の打ち合わせで、こちらの話を丁寧に聞き、具体的な改善案を提示してくれるかも重要なポイントです。
デザインセンスだけでなく、機能性や予算とのバランスを考えた実現可能な提案ができることが、優れた施工会社の条件です。
さらに、3Dパースやモデルプランで完成イメージを共有してくれる会社は、認識のズレを防ぎやすくなります。
アフターフォローや保証制度の充実度を確認する
工事完了後のサポート体制も重要な選定基準です。
具体的には、不具合が発生した際の対応窓口や、定期メンテナンスサービスの有無を確認しましょう。
また、工事保証の期間や範囲、追加費用の発生条件なども、契約前に確認しておくことが大切です。
長期的な関係を築ける会社を選ぶことで、将来的な増改築や追加工事もスムーズに依頼することができます。
担当者の対応の速さや丁寧さも、会社の姿勢を測る指標の一つです。
よくある質問

ここでは、オフィスリノベーションに関するよくある質問について答えていきます。
事務所のリノベーションにかかる費用は?
事務所のリノベーションにかかる費用も、規模や内容により異なります。
一般的な相場として、坪単価20-40万円(中規模リノベーション)が目安です。
30坪のオフィスなら600-1,200万円程度になります。
ただし、これは標準的な仕様の場合で、デザインや設備のグレードを上げると坪単価50-70万円以上になることもあります。
正確な見積もりには、現地調査と詳細な要望のヒアリングが必要です。
オフィスリノベーションの期間はどれくらい?
工事期間は規模によって異なりますが、30-50坪の中規模オフィスで約1-2ヵ月が標準的です。
ただし、設計や打ち合わせの期間も含めると、着手から完成まで3-4ヵ月程度を見込んでおくと安心です。
大規模な構造変更や設備の全面更新を伴う場合は、さらに期間が延びることもあります。
また、営業を続けながら工事を進める場合は、工程を分割して実施する必要があり、その分期間も長くなります。
このため、余裕を持ったスケジュール計画が重要です。
まとめ

オフィスリノベーションは、従業員の働きやすさと企業の生産性を向上させる重要な投資です。
本記事でご紹介した7つの事例からも分かるように、明確なコンセプトの設計により、規模に関わらず効果的な空間づくりが可能です。
課題の明確化、従業員の意見反映、実績豊富な施工会社の選定という3つのポイントを押さえ、費用相場や補助金制度も活用しながら、貴社に最適なオフィス環境を実現しましょう。
オフィスインテリアの強みは、企画からデザイン、そして最終的な施工までを一つのチームで完結させる「シームレスな対応力」にあります。
窓口が分かれず、どの工程も密接に連携しているため、お客様が描く理想のイメージが薄まることなく、細部までしっかりと形にできる点が特徴です。
また、設計から現場への共有がスムーズであるため、こだわり抜きたいポイントも柔軟に反映し、満足度の高い空間づくりを実現します。
「自分たちの想いを100%反映させたオフィスを作りたい」とお考えでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。
スタッフ全員が現場経験者。
細かいご要望にも対応できます。