サイン、サイン、サイン…とサインの話が続いているので、オフィスインテリアのサインについてもご紹介したいと思います。
実は、昨年の夏に弊社大阪事務所の改装工事を行いました。その時、エントランスのサインも心機一転新しくしたのです。
他には無いようなサインにしたいと考え、独特な表情のものをつくる方法を色々と検討していました。
まるで、ずっと昔から放置され、長い間、雨・風にさらされて変化した風合い…
ただ、これはすぐに表現はできるものではありません。なんとか表現できるような術はないものか…
検討に検討を重ねた結果、次のような方法で表現することにしました。
まずはきれいな銅板で箱文字を作り、その文字に無理矢理、緑青を発生させるために、酸性の溶液をかけます。
今回はトイレ用洗剤のナイスを使用しました。
これを塗布した後に1日放置。この工程を2回繰り返しました。
1日放置しただけでだいぶ緑青が発生しました!
最後に、いい雰囲気だ!と判断したところで、これ以上錆びを発生させないように銅文字に油性クリアースプレーで仕上げ、保護します。
今回は銅文字を縦に配置し、会社の顔となるサインの完成です!!
本来は20年ほどかけて発生する緑青を短時間で発生させることで、他にはないオフィスインテリアだけの唯一無二のサインが仕上がりました!