毎年のことですが気がつけば、今年も年末を迎えました。
本当に、歳を重ねれば重ねるほどに加速しているように感じます。
１年を振り返ると、世界情勢や日本社会も･･･すべてが日々目まぐるしく変化していく時代になり、
正直「ちょっと世の中、動くスピード早すぎない？」と思っている方も多いのではないでしょうか？
そんな今年を振り返って、心に残っている言葉で、禅の教えに「脚下照顧（きゃっかしょうこ）」という言葉があります。
「自分の足元を照らし、今どこに立っているかを確かめること」という言葉だそうです。
先を急ぐあまり、基本や現状を見失わないための禅の教えです。
これを会社へ置き換えるなら「会社の理念や行動指針にある、お客様に満足していただける仕事をしているか」
「今、自分の立場を理解した行動ができているか」そして組織のひとりとして「人としてどう生きるか」など
様々な、そんな問いを自分たちに投げかけることだと思います。
世の中の変化していくスピードが早い現代にこそ、一旦立ち止まり、足元をよく見て次に何をすべきかをじっくりと考えて
進んでいくことが重要だと感じています。
来年からも変化を恐れず挑戦していくことも大事ですが、まずは「脚下照顧」足元を大切にし
地に足のついた成長を続けて、これからも取り組んでまいります。
本年も多くの皆様に支えていただき、誠にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
