冬の夜長、『永遠の0』百田 尚樹さんの小説読ませて頂き、とても心を動かされました。
休日や営業での移動中の電車中でも、読みながら涙をながしハンカチを握ってました。
最初から本の中にぐいぐい引っ張られ、戦争体験の無い自分があたかも同じ世代で戦っていたかのように思えるものだったからです。
平和な現在、あの時の生きるか死ぬかの生死をかけ戦った方のおかげで、今の自分や日本があることに感謝です。
一方、尖閣の問題で中国が防空識別圏を設定し何か仕掛けてくるような気がしてなりませんが、戦争は絶対だめだと思います。
この思いは後世にも伝えていくべきではないかと私は思います。
今月、岡田 准一さん主演の映画が公開されました。
映画ではあの零戦が1/1の実物大で製作されたようです。
本から想像するしかなかったものが、実物大で制作され、撮影で使われたということにも興味が沸いています。
想像では限界がある「ほんまもの」を映画で観ることができるのではないかと期待しています。
私たちも以前にキャビンアテンダントの養成学校で、ボーイングの機体を切断した原寸大の客室を製作させて頂きました。
当時の担当者は、いろんな書物・カタログより想像を膨らませ設計し、今回の客室を「ほんまもん」に近い形に完成させました。
形の無い物を造作することは、非常に大変なことですが、感情移入していく内に、凄い想いから形になっていきます。
現在も未来のキャビンアテンダントを目指す学生さんたちが実際の機内を想定して実践に近い形で学んでおられます。
自分たちの納めた内装工事や造作工事・別注家具が長く使われてことに感謝するとともに、これからも新しいことにチャレンジしたいと思っております。